農学専攻から技術士へ。
材料分析や
技術開発を通じて
グローバル展開を支援

Mさん

テクノロジー・イノベーションセンター

2013年入社

※所属については撮影当時のものとなります。

YKKに入社した理由

面接時に受けた言葉が心に響き、好奇心がかき立てられた

私は農学を専攻していましたが、就活ではその分野に縛られずに自分が面白そうだと思う企業にエントリーをしていました。例えば、学生時代に利用していた分析機器の部品のように、小さくても高い付加価値を持つ特徴のある工業製品に興味を持ち、そのなかでYKKと出会いました。印象的だったのは、面接時に「YKKの社員の特徴は?」と質問したところ「他人のふんどしで相撲を取らない」という言葉を聞いたことです。その言い回しが心に響き、会社の姿勢や社員の人柄に魅力を感じました。さらに当時、技術系社員の大部分の勤務地が黒部または海外だったので、その振れ幅の大きさにも好奇心をかき立てられました。

INTERVIEW

SECTION 01

材料・製品の分析から
新製品を形にする技術開発まで

入社以来、樹脂材料や製品の機器分析の業務に従事しています。試作結果の評価や不具合分析から新しい材料の性質調査まで様々な要望に応じて最適な分析を行い、その結果を考察した上で製造や開発に技術的なアドバイスをすることもあります。この仕事の難しいところは、数値を解釈して材料のポテンシャルを見極めて方向性を提案する点にあり、技術者の力量が最も求められる部分です。さらに現在は、分析業務で培ってきたベース技術と原理原則の知識を活かし、技術開発にも取り組んでいます。これまでは分析を通じて未知の現象を解明してきましたが、技術開発では試作結果から仮説を立て、分析によって現象の本質や原理原則を明らかにし、その成果が工程改善や新しい製品・技術の実現につながることにやりがいを感じています。

SECTION 02

成長支援を目的に
「技術士会」の設立に向けて活動

YKKは工学系出身者が多いため、農学専攻だった私は当初、引け目を感じていました。しかし技術系国家資格のなかでも最難関と言われる技術士繊維部門/化学部門を取得したことで、その思いは解消されました。受験勉強を通して繊維/樹脂業界全体の知識が深まり「自社ではスタンダードでも業界ではニッチ」というYKKの位置づけを理解できたことは業務を進める上で非常に役立ちました。資格取得を機に多くの社員からコンタクトがあり、「興味はあるけれど取得は難しい」という声を聞いたことをきっかけに社内の技術士メンバーと共に「YKK技術士会」の設立に向けた活動を推進。好奇心のある技術者と共に研鑽し、部署を越えた技術者同士の交流から新技術/新製品を生み出したいという思いからの取り組みですが、役員からも好感触を得ています。

SECTION 03

原理原則を根づかせ、
海外での安定した生産体制の確立を!

YKKのニッチな技術と他分野の新しい技術を融合させ、今後も開発業務に携わっていきたいと考えています。そのなかで長年培ってきた経験や勘を理論化し、原理原則に基づいたアプローチを根づかせることが私たちの役割だと感じています。将来の目標は日本の技術を海外に波及させ、拠点ごとに調整し、安定的な生産体制の構築に貢献することです。一般的に製造業の女性技術者は少数派ですが、YKKは国内の開発・製造拠点の多くを黒部に配置しているので、様々な年代・職種の女性から刺激を受け、自分のキャリアを考えるきっかけを得ています。結婚・出産を経た今、むしろ挑戦したいことが増えてきており、チャンスがあれば海外勤務も経験したいと考えています。